港北ニュータウンの歴史と魅力

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港北ニュータウンに29年住みついています。
引っ越してきたのは1993年。

当時は、道すら繋がっておらず、行き止まりの道ばかり。
区画が整理されているのみ。

たまに、小川でザリガニ釣りをしている親子を見かける程度と記憶しております。

そんな山しかないイメージだったこの地が、

地下鉄の開通
新たな区の誕生
大型マンション
複合商業施設
観覧車!?

今でも変わり続ける港北ニュータウンの歴史・魅力などを、ゆるく綴っていきたいと思います。

港北ニュータウンエリア

そもそも港北ニュータウンってどこを指すの?細かく理解している方もあまりいらっしゃらないのでは?

横浜市のHPを覗いてみると、港北ニュータウンは昭和40年(1965年)に大事業計画として公表されていたようです。

昭和49年(1974年)に造成工事がスタート。

センター北をメインとする第1地区とセンター南をメインとする第2地区、そして北と南をつなぐ中央地区とちゃんとエリアが決まっていたんですね。


このニュータウンの街づくりは

「乱開発の防止」
「都市農業の確立」
「住民参加のまちづくり」
「多機能複合的なまちづくり」

が基本理念として進められたようです。

目的や環境保全などを敷いた中で、自然とまちづくりの両立を目指す。
といったところでしょうか?

都筑緑道についても、グリーンマトリックスシステムを計画されており、民有地や公園を緑道で繋ぐという事業計画として盛り込まれています。

素晴らしいですね!
ほんとうに居心地の良い街です。

横浜市営地下鉄の歴史

横浜市営地下鉄は、グリーンライン開通と同時にブルーラインと名付けられたと記憶してます。

ブルーライン

1993年に、新横浜〜あざみ野区間が開通し、ニュータウンエリアであるセンター北駅とセンター南駅が誕生。当時は駅の近くには何もなく道は常に工事中。街灯も少なく、防犯ベルを貸してくれたほどでした。センター北駅が開通したときは、まだ区間は戸塚〜あざみ野でした。

その後、湘南台〜戸塚が開通し、湘南台〜あざみ野となります。

2008年グリーンライン開通


グリーンライン


路線図

グリーンライン開通前、東横線の日吉や綱島へ向かう際は、バスしか交通手段がなく、バス通りは非常に混雑していたのを鑑みると、交通の便が本当に良くなりました。

そして、もう一つの魅力といえば、横浜へも渋谷へも3〜40分で行けてしまうところです。
さらに、ブルーラインもグリーンラインも乗車率はそこまで高くなく、比較的ラッシュといってもそこまでのストレスはない乗車率で通勤ができるのも魅力の一つではないでしょうか。

都筑区誕生

1994年に都筑区が誕生しました。

都筑区総合庁舎
もともと、2つの区、港北区と緑区が4つの区となり、この4エリアは人口増加率が非常に高く、今でも、空いている土地やマンションもなく人気のエリアとなっています。

横浜市の区別人口 TOP5

1位 港北区
2位 青葉区
3位 鶴見区
4位 戸塚区
5位 神奈川区


都筑区は8位(18区中)で、この4区だけで横浜市の人口の28%を占めています。

複合商業施設

ニュータウンエリア内の複合商業施設

1998年4月 ショッピングセンターあいたい
1998年4月 港北東急S.C
2000年3月 モザイクモール港北・都筑阪急
2007年3月 ららぽーと横浜
2007年4月 ノースポートモール港北
2007年7月 港北ミナモ
2008年3月 コーナン港北センター南モール
2008年12月 ルララこうほく
2011年11月 ヨツバコ
2013年10月 プレミアヨコハマ

これを見ると、センター北・南駅が開通してから、約5年。
何もなかったんですね。

当時は大学生だったでしょうか?
港北東急S.Cが最初にできて、こんな近くに映画館ができた!なんて良く通っていました。

その2年後の2000年にモザイクモールがオープンし、モールに観覧車がくっついてる!?どういうことだ?と驚きましたが、今ではこの観覧車は港北ニュータウンのシンボルになっています。
当時、バイト仲間と観覧車に乗ってはしゃいだ記憶があります。

その後、本格的にニュータウンの開発が進み、次々と複合商業施設がオープンし、
地元の方達は、わざわざ主要都市にも行かずにある程度の物が揃ってしまうという本当に便利な環境が整ってきました。

家電なら
港北東急S.CのKOJIMA BICやルララこうほくのヤマダ電機

カフェなら
モザイクモール港北と港北東急S.CにあるStarbucksやヨツバコのTully’s

子供用品なら
ノースポートモールのKIDS REPUBLICや港北東急S.Cとららぽーと横浜のアカチャンホンポ

施設が多く点在したことにより、飲食店やドラッグストア、アパレルの小売店などは競合ブランドなどが多く存在するようになってきたため、店舗の入れ替わりも激しくなっているのも事実ですね。

オンラインやデリバリーの需要が高まっており、激戦区となっているようです。

都筑緑道

港北ニュータウンの魅力は、なんといっても都筑緑道。緑のまちづくりを最大限に保存するというグリーンマトリックスシステム計画のもと、このニュータウンエリアは都筑緑道に囲まれ、自然豊かに遊び、学び、暮らすことができています。



遺跡公園_大塚・歳勝土遺跡

センター南から都筑中央公園へ続く遊歩道&息子

都筑緑道は、散歩やランニングに利用されている方が非常に多く、ほとんどが公園と遊歩道とで繋がっております。私は、1周約12kmをランニングコースとしてたまに走っております。


自然と都市の融合とでもいうのでしょうか、豊かな環境の中、子育て世代の人口も多く、2020年時点で都筑区の平均年齢は42.5歳で、横浜市の中で一番低いそうです。

また、15歳未満の年少人口比率も最も横浜市内で低く、子育てサポートも充実しております。


そんな自然豊かで安全な街づくり、港北ニュータウン。
とても、住みやすい街です!


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